「復興からの再生、出発」
Y邸は、2018年7月の集中豪雨で被災し、当時敷地内にはY氏宅とは別に父母兄が暮らす母屋、当時は倉庫だった一軒家の3棟がありましたが、大屋大川からの濁流により半壊状態になりました。
Y氏は、弊社従業員の同級生ということもあり、被災直後から食糧支援や仮住宅の手配などお手伝いし、半年近くたった時期から地元へ暮らす話が出て、Y氏が車好きということもあり、ガレージハウスというコンセプトで家を建て直す事になりました。
同時に、災害に強い家屋・地盤づくりとして約2.5メートルの擁壁・基礎を計画しました。被災前の建築面積にガレージをプラスすることにより、建物面積が約2倍になりました。
元々、平屋造りなので新築も平屋設定で、ガレージにY氏の部屋からダイレクトに行けるレイアウト、さらに、ガレージ側の部屋からデッキで繋ぎ、ダイニングキッチンから洗濯物を干しに行ける動線を作りました。
室内の動線も、玄関から中央の廊下を挟み左右に部屋を配置。廊下は、屋根高さを確保しているため、圧迫感のない造りになりました。ダイニングキッチンは、勾配天井でFIX窓(埋込窓)をサッシ上部に設置することで、採光性も上がりました。ガレージ側も暗くなることなく、床材・天井材の木独特の暖色な明るい部屋となりました。
ガレージの広さは、普通車なら2台タテに並び、ヨコには普通車と軽自動車が並ぶちょっとした車屋さんのガレージサイズを設置しました。
外装は、シックなダークカラーのサイディングで、ヒノキを使用したウッドデッキ、土間コンクリートとのコントラストが映える存在感のある建物になりました。
竣工時、周辺は豪雨で壊れたままの家屋、崩れた山の斜面などが残り、更地に際立つ家として復興のシンボル的な雰囲気も感じられました。
今現在では、父母の母屋も完成し、周辺の家屋も新築や改築で町に賑わいが戻り始めています。
Y邸は、渡邊工務店として忘れる事の出来ない家づくりになりました。

DiningcaféIBUKI
「シャッター街に賑わいを」
広島市南区本浦地区には商店街的な通りがあります。しかし、個人商店が閉店しシャッターとなっているのが現状です。
弊社では、昔洋品店だった店舗を改装して「DiningcaféIBUKI」を造りました。
「和」なテイストの建物に「洋」な雰囲気を演出するため、全面をフル改装し、「木」をたくさん使用することにより外装も店内も優しい造りになりました
オープンなキッチンでカウンター席を設置し、テーブル席も完備し十分な席数を確保しています。調理場(キッチン)とホールを同じ空間にすることでお客様との会話が弾み、店舗スタッフとお客様の距離感を感じさせない造りになっています。
店内各所に間接照明を配置し、昼と夜の照明バランスで雰囲気を演出しています。
この店舗にはテラスがあり、昼間は太陽光が店内に差し込み、夜はライトアップすることができます。隣店舗との距離がありますがテラスと大きな窓を配置することで店内を明るく広く見せる役目を果たしています。
DiningcaféIBUKIでは現在も造作進行中です。店舗入り口や、店内什器など店舗スタッフの要望を組み込みながらアップデートしております。
さらに、店舗裏には別館「IYORI」もオープンしました。賃貸物件で平屋の日本家屋を、店内は勿論、アプローチから裏手にあるオープンデッキまで作りこんでいます。店内は拘りが沢山あり、中でも天井部分はコーナーが丸くアールしており、照明が柔らかく包み込むホッとする空間になっています。
シャッターが閉じていた建物も今では、近隣住民が昼も夜も集い寛げる空間になっています。

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